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投資の始め方:Part2. 口座開設で投資初心者が知っておくべきこと

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 今回は口座開設において初心者は必ず押さえておいた方がいいポイントをお話しします!

…それは特定口座・一般口座・NISA口座の違いです!

初心者が証券口座を開設するにあたってどの口座にするか選ばなくてはいけません!私はセミナーで聞いていたのでなんとく知っていたのですが、ここ間違えると後々かなりめんどくさいと思うので必ず調べてから選びましょう。

特定口座と一般口座の違い

まず口座には特定口座と一般口座というものがあります。

  特定口座 一般口座
源泉徴収あり  証券会社が特定口座内の上場株式株式等の譲渡益等を計算し、「年間取引書」を交付します。
 そして投資家の代わりに住民税・所得税の納税を行ってくれます。したがって確定申告は不要です。
 投資家が自分で売買損益計算を行い、確定申告を行う必要があります。
源泉徴収なし
 投資家が自分で確定申告をする必要があります。しかし、年末に「特定口座取引報告書」が送られてきますのでそれに基づいて簡易に済ますことができます。

 結論からいうと、投資初心者は特定口座(源泉徴収あり)を選択しておけば間違いないと思います。

投資初心者

利確20万以上する

給与所得者・年金所得者

 上記に当てはまる方は特定口座(源泉徴収あり)で口座を作ることをお勧めします。特定口座を開設するには特定口座開設届書を提出します。ちなみに特別口座を開設しても一般口座の取引は可能です。

実際の取引を行う際、下記の画像のように預かり区分を選ぶことができます。 

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SBIの取引画面
特定口座(源泉徴収あり)で気をつけたいこと

 給与所得者や年金所得者で、年間20万円以下の利益を出した場合は、申告・納税は原則不要にも関わらず自動的に税金が引かれてしまいます。つまり、納税する必要がないのに税金を取られてしまうので損をすることになります。 

 最初の投資資金があまりなく、利益が20万以下でしかださないだろうと考える方は特定口座でも源泉徴収なしを選択した方が良いでしょう。

NISAって?

 NISA(少額投資非課税制度)とは2014年から始まった株式に対する税金が非課税になる優遇制度のことです。通常株式で利益を出した場合20.315%の税金が課せられます。例えば取引をして売却益が100万円だったとします。

 この場合203,150円の税金を支払わなければいけませんが、NISAの場合これが0になるわけです。100万も利益だしたのに結局手元に残るのは80万以下なわけですから大きいですよね。また、NISAは非課税なので確定申告もいりません。

 NISAには一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類があります。今回の記事で全て説明すると長くなってしまいますのでまたどこかで説明したいと思います。

今回も読んでくださりありがとうございます!