おきゃをのエンジニアもどきブログ

投資とエンジニアの備忘ブログ

投資の始め方 Part 4. 少額で個別株(日本株)を買ってみよう!

f:id:kakaoringo:20210429143627j:plain

 前回は投資信託のポイント・買い方について書きました。今回は個別株、それも日本株を少額でスタートする方法をご紹介したいと思います!

投資信託について詳しく知りたい方は以下の記事をみてください!

kakaoringo.hatenablog.com

 ※ 本ブログは投資について少しでも知ってもらおうという気持ちで運営しています。投資をしたからといって必ず利益を生むものではありませんので、最後は自己責任でお願いします。

個別株はお金がなくても買える?

 はい、個別株はお金がなくても買えます。個別株はお金がなくても、単元未満株式なら少額から投資が可能です。まとまったお金がないから株式投資を始められないのではないか、とお考えの方はぜひ単元未満株を購入できるサービスを利用してみてください。

単元未満株について

 通常ほとんどの企業は1単元(100株)から購入が可能です。つまり、1株1,000円の株があるとすると、購入に必要な資金は100,000円です(実際は手数料がかかるのであと少し必要になります)。個別株を単元ごとに買おうとしたら、最低でも5万〜10万は必要になります。一方単元未満株であれば証券会社によれば数百円から株を買ってスタートすることができます。

単元未満株式投資をすすめる理由

その1: 実践に敵う勉強法はない

 一番の理由はもう、これに尽きます。勉強だけし続けても実際に投資を始めないことには意味がありません。株価は毎日変動します。1株でも購入すると、自分の資産が価格変動とともに増減するので自然とニュースへの関心が高まったり勉強のモチベーションになります。

その2: まとまったお金が必要ない

 先ほどから述べている通り、いきなり10万円以上の資金を用意しなくとも株式投資を始められます。もっと多くの株を買いたい!と思ったら貯金へのモチベーションにもなります。

その3:リスクを軽減できる

 株を買う時に高値掴みをしてしまうことがあります。資金がない状態でせっかく株を買ったのに高値で買ってしまったがために資産がマイナスになってしまうなんてことは避けたいですよね。そこを単元未満株で少しずつ買い増していくことで、購入価格が平準化されて価格が下がるので高値掴みのリスクを軽減することができます(ドルコスト平均法)。もちろん、手動でやりたくない人は毎月決まったときに一定額を買い付ける積み立て投資を利用することもできます。

その4:配当金がもらえる

 単元で株を買わなくても保有数に応じて配当金を受け取ることができます。

ただし、株主優待はもらえないのでご注意を。

 

どの証券会社で買える?

 最近人気なのはLINE証券とSBIネオモバイル証券です。

大きな違いは以下の3つです。

  1. 取引コスト
  2. 取り扱い銘柄数
  3. 1日の取引時間

1.取引きコスト

 SBIは取引ごとの手数料はかかりませんがサービス利用料として月額220円(税込)かかります。(売買合計金額50万円の場合)

 対してLINE証券は手数料はかかりませんが、取引所が開いている時間帯で買うと0.05%上乗せ、売るときは0.05%差し引かれるのでこれが実質手数料になります。夜間の場合は0.5%になります。

2.取扱銘柄数

 SBI   → ほとんどの上場企業

 LINE → 300銘柄

3.1日の取引時間

 SBI   → 1日3回(前場始値後場始値後場終値、一部銘柄は2回)

 LINE → 9:00 ~ 14:50 (日中の場合)

下記がそれぞれの公式サイトになります。

line-sec.co.jp

www.sbineomobile.co.jp

注文の種類

 さて、株を買うと言っても現物・信用取引とあったり、「指値」「成行」など色々あります。(今回は指値と成行だけ紹介します)

 「信用取引」は簡単に言ってしまえばお金を借りて株の売買を行うことです。「現物取引」は自分のお金だけで取引をすることです。初心者がいきなり信用取引をすると大火傷するので今は「ふーん」ぐらいに思っといてください(笑)(私は経験があります、、、)

指値

 買いたい、または売りたい価格を指定して取引を行う方法です。たとえば1株1,000円の株があったとして、今日中で900円まで下がったときに購入したい、という人は当日中の900円で指値注文をします。もし価格が下がらず1,200円まで上がってその日の取引が終わった場合は「失効」となって取引不成立になります。

 ちなみに単元未満株では指値注文ができません!

仕事が忙しくて携帯なんかチェックしてられない、、、!という方はちょっと考えたほうがいいかもしれません。

成行

 成行注文は価格を指定しないことです。

 買いで成り行きをした場合は注文をだした瞬間から、そのときにでている一番安い売値価格で購入することになります。

 逆に売りの場合は売り注文をだした瞬間から、そのときにでている一番高い買値で売却されます。

 

f:id:kakaoringo:20210501210725p:plain

実際の注文画面(SBI証券

 以上で今回の内容になります!

まとめると、

✔ 初心者で資金がない人は単元未満株を買ってみる

✔ ちょっとずつ買うドルコスト平均法でリスク軽減

✔ 注文方法にも種類があって、指値と成行などがある

✔ 単元未満株はLINE証券やSBIネオモバイル証券があるが、一部制限があったりする

 

今回も読んでくださりありがとうございました!🤗