投資の始め方 Part 5. 少額で個別株(米国株)を買ってみよう!
やっと米国株にたどり着きましたね〜
今回は米国株を勧める理由、気をつけるべき点、知っておかなければいけないことについて紹介していきます!
正直私自身まだまだ知らないことたくさんあるので、解説しきれない部分もあるのですがその辺についてはご理解願います〜
それではレッツゴー!!
米国株を勧める理由
かなり私の個人的な見解も入っていますが米国株を勧める理由は以下の3つ
- 単元がない
- 余計なことしなくていい
- 市場規模がでかい
単元がない
米国株は単元がないので一株から買うことができます。
前回日本株の買い方でお話したとおり、日本株の場合単元未満株も買えますが基本はやはり単元ごとに購入しなければいけません。もしあなたがそんなに資金がなくて、でも買いたい株が単元でしか買えなかったとしたらどうでしょう。株価が10,000円だとしたら最低100万ないと買えません。
買いたいといってもいきなり100万ぶちこむのは勇気が入りますよね。
その点米国株は一株からなのでアマゾンでも買おうと思わない限り基本は一株2万以下で買えます。実は私は初めて買った株はビヨンド(NASDAQ: BYND)でした。一株だけ買えたので「買う」という経験をするにはとてもよかったと思います。
余計なことしなくていい
はい、めちゃくちゃ個人経験に基づいているのですが初心者に当てはまると思うんですこれ!!
株価の上下に耐えられず余計な売買をしてしまうこと!!!
今は携帯のアプリをダウンロードすれば日中に売買できてしいまいます。仕事中にトイレ行くふりして注文をサクッと入れられちゃいます(コラ)。
このお手軽さが初心者の心理によくないのです。なぜなら投資初心者はメンタル激弱だから!笑
損を出している時 → 下がるのではないかという不安に駆られて衝動的に売る
損切りできない時 → 上がるのではないかという淡い期待でズルズル損拡大
利益出しているとき → 天井ついたのではないかという気持ちになりすぐ売る
きちんと冷静な判断をして、売買の判断を見極めることができればいいのですがそうもいきません。
しかし!米国株は売買がやや面倒なので冷静になれる時間がある + 時差が邪魔なので夜中に起きている人でもない限りホイホイ売買できません。
米国市場の取引時間は以下の通りです。
【取引時間】
通常:日本時間午後11時半〜明け方6時まで
サマータイム:日本時間10時半〜明け方5時まで
正直寝ている間に取引終わります。いい感じに放置ができる米国株は感情に左右されやすい投資初心者に向いていると思うのです。
市場規模がでかい
米国株式市場は市場規模が日本よりもずっと大きいんです!
時価総額ごとに世界取引市場をみるとニューヨーク株式市場が約2,500兆円で世界一位です。二位もアメリカでナスダック株式市場です。三位が670兆円の上海、四位が約656兆円、東京が650兆円以下で五位です。
市場規模が大きいということはそれだけ多くの人とお金が動いていることを意味します。現に今まで米国市場は成長を続けています。もちろん今後もこれが続くとは限りませんが、日本のニューヨーク市場は日本の4倍にもなりますしチャンスも大きいと考えます。
米国株取引において知っておくべきこと
取引市場について
取引市場は上に上がっている通り、ニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック(NDAQ)の2つで取引がされています。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)
上場審査が厳しく超大型優良企業が入っています。(コカ・コーラ、ゴールドマン・サックスなど)
ナスダック(NDAQ)
新興企業が入っていて、ハイテク株などが多く入っています。(アルファベット、アマゾン、ネットフリックスなど)
株価指数
NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500があります。
S&P500はニューヨーク証券取引所とナスダックの2つの市場の代表的な500社を選びぬいて算出しているので、世界の投資家はこちらをメインに参考にしています。
ナスダックはその名の通りナスダックに上場している銘柄を対象にしているので指数の動きはナスダックの市場の状況を反映したものになります。
NYダウはダウ・ジョーンズ社が選んだ30社で構成されていて、ニューヨーク証券取引所の銘柄が多く入っていることからニューヨーク証券取引所の市場を表しているとも言えます。
米国株の買い方
買い方ですが、「円建て」で買うか、「外貨建て」で買うかで大きく変わります。
「円建て」ということは日本円で取引することになります。100万円の株を買おうとしたとき、100万円払うだけなので、特に為替がなんであろうと入ってくる額は同じです。売るときも同じです。100万で売るので入ってくる額は100万円になります。
一方で「外貨建て」の場合は、現地の通貨で決済することになります。
100ドルの株を買おうとしたとき、まずは日本円をドルに換金する必要があります。為替レートが1ドル100円だったとすると10,000円をドルに変えて買うことができますね。
さて、売るときどうなるでしょう。円安で1ドル110円だったとしましょう。100ドルで株を売ったら、評価額は11,000円になりますね。1,000円分為替で利益を得ていることになります。これが為替差益です。反対に円高で1ドル90円だとしたら9,000円になります。1,000円損してしまいました。これが為替差損です。
円建ての場合為替取引手数料が高く設定されていることが多いので、多少手間でも外貨建てで取引することをお勧めします。
税金について
配当金に二重課税
国内と現地で二重課税となります。米国では配当金に10%課税され、源泉徴収されますが、確定申告で還付を受ければ日本株と同じ20.315%になります。
売却益には課税されず、国内でかかる20.315%のみになります。
注意すべきこと
さきほど話した為替差益と為替差損ですが、これについてはしっかり勉強してください。というのも、為替差益が20万円以上でると、雑所得となり確定申告の対象となります。私はつい最近までこのことを知らず、、、
今回のブログではこのことについて解説しません(なぜならものすごくややこしいから笑)。資金がない方がいきなり米国株投資で20万円以上の為替差益を得るのはなかなかないと思いますが頭に入れておいてくださいね。
今回の内容は以上になります。結構盛りだくさんな内容だった(気がする)と思いますがぜひ税金に関しては皆さん自主的に勉強してみてくださいね^^
それではまた〜